治らないニキビの正体 [ためしてガッテン!]
治らないニキビの正体
若いころ、ニキビに悩まされた方も多いはず。
思春期に、ほほやおでこ、頭皮やあごに、そして背中にまで広がるニキビ。
思春期のニキビは治らないの?
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これはたまりません。
全体に油っぽくなるのはまだしも、ニキビの一つ一つが今にもはじけそう!
一言でニキビといってもいろいろあります。
ニキビができる場所もいろいろです。
思春期にはそんなニキビが一気に噴き出してきます。
ニキビがでやしぃ場所のランキングとしては
・ほほのニキビ
・あごのニキビ
・おでおのニキビ
・鼻にできるニキビ
・首筋にできるニキビ
・頭皮に広がるニキビ
・背中にできるニキビ
これだけありますね
どこにできても嫌なのがニキビです。
ニキビは治らないの?
続いて、ニキビの種類
炎症のないニキビ
・微笑面ぼう・・目に見えない段階。毛穴が狭くなり、皮脂が詰まり始めている状態。
・白ニキビ・・・皮脂が毛穴に詰まった状態。ぽつぽつとした小さな白い点が見えますが、見逃してし舞う場合も。皮膚の内側では、毛包が広がり始めるとともにアクネ菌が増え始めます。
・黒ニキビ・・・白ニキビの毛穴が開き、メラニン色素や参加された皮脂などによって黒く見える状態。シミや小さなほくろに見えたり、ふけるな印象を与えたりするため、気になる人も多い。
炎症を起こしたニキビ
・赤ニキビ・・・白ニキビが悪化し、炎症を起こした状態。毛包では、増殖したアクネ菌が盛んに活動しています。炎症を引き起こす様々な物質がこの時に作られている。
・化膿したニキビ・・・赤ニキビがさらに悪化し、炎症が激しくなった状態。てっぺんに黄色い膿が見えるため黄色い生き日といわれたりします。皮膚の内側では、アクア菌が生んだリパーゼが薄くなった毛包の壁を壊し、炎症を引き起こす物質が一気に外へ・・・生き日の炎症がまわりに広がっていきます。さらに、重症化するとニキビ跡が顔にできてしまう恐れがあります。
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思春期ニキビと大人ニキビの違い
大人のニキビのほうが治りにくい?
それとも思春期のニキビのほうが治りにくい?
「もう大人だから“ニキビ”じゃなくて“吹き出物”よね」という一見遠慮がちな発言。しかし、“ニキビ”も“吹き出物”も同じ俗称で、医学的な病名は『ざ瘡』と言います。決して出世魚の様に年齢によって呼び方が変わる訳ではありません。
一方、思春期ニキビはTゾーンに、大人ニキビはUゾーンに出来やすい、という傾向があります。
しかしそれはあくまで傾向であり、必ずではありませんし、混合タイプも存在します。
ニキビの種類とメカニズム
ニキビはズバリ、『毛穴の病気』と言えます。毛穴の構造と、ニキビの種類について段階を追ってご説明していきましょう。
1.正常な毛穴
まずはじめに、毛穴の構造を理解しましょう。毛穴には、皮脂腺といって皮膚の脂がつくられる器官が開口しています。そこから皮脂がつくられて毛穴の中に分泌されます。皮脂の分泌量は、皮膚の部分により異なります。
2.ニキビの初期状態「毛穴の入口のつまり」
様々な原因で、毛穴の入口が狭くなると、皮脂がスムーズに外に排泄されなくなります。これが、ニキビのはじまりです。
3.毛穴の中に皮脂が溜まる「白ニキビ・黒ニキビ」
皮脂が外に出ないで、毛穴に溜った状態が「白ニキビ」です。溜まった皮脂は固まりになり、徐々に硬くなります。この固まりのことを「コメド(面ぽう)」と言います。
毛穴の入口は開いているのに、コメドがつまっている状態もあります。その場合は、入口部分が空気に触れることで酸化して黒くなるので、「黒ニキビ」と言います。
4.毛穴とその周りに炎症が起こる「赤ニキビ」
コメドが溜まったままになると、皮膚の常在菌であるアクネ菌が毛穴で繁殖し、毛穴とその周りに炎症を起こします。「赤ニキビ」と呼ばれる状態で、症状としては、赤みや腫れで、痛みも伴います。
この状態が治ると、痕が色素沈着(褐色のシミ)となることもあるため、早めに炎症を抑える必要があります。
5.炎症が強くなると、毛穴の中に膿を持つようになる「黄色ニキビ」
赤ニキビの炎症がさらに強くなると、「黄色ニキビ」と呼ばれる膿を持った状態になります。医学用語で「膿疱(のうほう)」と言います。
黄色ニキビは、毛穴の周りの皮膚組織を破壊することもあり、ニキビ痕として瘢痕(はんこん)、いわゆるクレーターが残るリスクがあるため、赤ニキビ同様、早めの治療が必要です。
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治らないニキビの正体
若いころ、ニキビに悩まされた方も多いはず。
思春期に、ほほやおでこ、頭皮やあごに、そして背中にまで広がるニキビ。
思春期のニキビは治らないの?
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これはたまりません。
全体に油っぽくなるのはまだしも、ニキビの一つ一つが今にもはじけそう!
一言でニキビといってもいろいろあります。
ニキビができる場所もいろいろです。
思春期にはそんなニキビが一気に噴き出してきます。
ニキビがでやしぃ場所のランキングとしては
・ほほのニキビ
・あごのニキビ
・おでおのニキビ
・鼻にできるニキビ
・首筋にできるニキビ
・頭皮に広がるニキビ
・背中にできるニキビ
これだけありますね
どこにできても嫌なのがニキビです。
ニキビは治らないの?
続いて、ニキビの種類
炎症のないニキビ
・微笑面ぼう・・目に見えない段階。毛穴が狭くなり、皮脂が詰まり始めている状態。
・白ニキビ・・・皮脂が毛穴に詰まった状態。ぽつぽつとした小さな白い点が見えますが、見逃してし舞う場合も。皮膚の内側では、毛包が広がり始めるとともにアクネ菌が増え始めます。
・黒ニキビ・・・白ニキビの毛穴が開き、メラニン色素や参加された皮脂などによって黒く見える状態。シミや小さなほくろに見えたり、ふけるな印象を与えたりするため、気になる人も多い。
炎症を起こしたニキビ
・赤ニキビ・・・白ニキビが悪化し、炎症を起こした状態。毛包では、増殖したアクネ菌が盛んに活動しています。炎症を引き起こす様々な物質がこの時に作られている。
・化膿したニキビ・・・赤ニキビがさらに悪化し、炎症が激しくなった状態。てっぺんに黄色い膿が見えるため黄色い生き日といわれたりします。皮膚の内側では、アクア菌が生んだリパーゼが薄くなった毛包の壁を壊し、炎症を引き起こす物質が一気に外へ・・・生き日の炎症がまわりに広がっていきます。さらに、重症化するとニキビ跡が顔にできてしまう恐れがあります。
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思春期ニキビと大人ニキビの違い
大人のニキビのほうが治りにくい?
それとも思春期のニキビのほうが治りにくい?
「もう大人だから“ニキビ”じゃなくて“吹き出物”よね」という一見遠慮がちな発言。しかし、“ニキビ”も“吹き出物”も同じ俗称で、医学的な病名は『ざ瘡』と言います。決して出世魚の様に年齢によって呼び方が変わる訳ではありません。
一方、思春期ニキビはTゾーンに、大人ニキビはUゾーンに出来やすい、という傾向があります。
しかしそれはあくまで傾向であり、必ずではありませんし、混合タイプも存在します。
ニキビの種類とメカニズム
ニキビはズバリ、『毛穴の病気』と言えます。毛穴の構造と、ニキビの種類について段階を追ってご説明していきましょう。
1.正常な毛穴
まずはじめに、毛穴の構造を理解しましょう。毛穴には、皮脂腺といって皮膚の脂がつくられる器官が開口しています。そこから皮脂がつくられて毛穴の中に分泌されます。皮脂の分泌量は、皮膚の部分により異なります。
2.ニキビの初期状態「毛穴の入口のつまり」
様々な原因で、毛穴の入口が狭くなると、皮脂がスムーズに外に排泄されなくなります。これが、ニキビのはじまりです。
3.毛穴の中に皮脂が溜まる「白ニキビ・黒ニキビ」
皮脂が外に出ないで、毛穴に溜った状態が「白ニキビ」です。溜まった皮脂は固まりになり、徐々に硬くなります。この固まりのことを「コメド(面ぽう)」と言います。
毛穴の入口は開いているのに、コメドがつまっている状態もあります。その場合は、入口部分が空気に触れることで酸化して黒くなるので、「黒ニキビ」と言います。
4.毛穴とその周りに炎症が起こる「赤ニキビ」
コメドが溜まったままになると、皮膚の常在菌であるアクネ菌が毛穴で繁殖し、毛穴とその周りに炎症を起こします。「赤ニキビ」と呼ばれる状態で、症状としては、赤みや腫れで、痛みも伴います。
この状態が治ると、痕が色素沈着(褐色のシミ)となることもあるため、早めに炎症を抑える必要があります。
5.炎症が強くなると、毛穴の中に膿を持つようになる「黄色ニキビ」
赤ニキビの炎症がさらに強くなると、「黄色ニキビ」と呼ばれる膿を持った状態になります。医学用語で「膿疱(のうほう)」と言います。
黄色ニキビは、毛穴の周りの皮膚組織を破壊することもあり、ニキビ痕として瘢痕(はんこん)、いわゆるクレーターが残るリスクがあるため、赤ニキビ同様、早めの治療が必要です。
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治らないニキビの正体